人材流出のリスク
ヒト・モノ・カネといった企業のリソースの中で最も重要視すべきものはやはりヒトです。今回のテーマはこの企業リソースの最重要要素であるヒトの「流出」についてです。重要な経営資源である人材が流出することは大きな経営リスクです。ベンチャー企業の場合には特に人材の流出が企業経営に与える影響がより大きくなります。
[人材流出に関する考察]
人材流出は誰の責任か? 社員の勝手な判断によるものか、それとも貴重な人材に過酷な選択を迫らせた無能な経営者の責任か……
先見の明のある企業はリーダーシップ開発プログラムや継承プログラムに投資を行っています。これは一見、賢明なアプローチのように見えますが、会社を未来へ導いてくれる人材としてあてにしている人々が、必要とするとき会社に残っていなかったらどうなるのでしょうか。また、彼らがそもそもリーダーの役割など望まないとしたら……
将来の競争力を維持するためには、企業は労働者の新しい価値観を認識しなければならない。そして、これまでの人材配置の常識を見直し、社員の採用やモチベーション維持、人材流出防止策を再考する作業に積極的に取り組まなければならないでしょう。
また、人材が流出する場合、特に営業職の社員が退職して他社に転職する場合はどうしても、営業ノウハウなどが人脈も含めて流出してしまいます。人材流出によるリスクは優秀な社員がいなくなるだけではなく、ノウハウが出て行くということもあわせてかんがえなければならないでしょう。やはりコミュニケーションが大切だってことですね。