人材セミナー~地方の人材確保

セミナーでも度々質問される人材に関する話題が、地方企業の人材確保についてです。地方の中小企業の経営課題が資金繰りと優秀な人材の確保にあることは御分かりいただけると思います。

首都圏、とりわけ東京への人口の一極集中により、地方との「人材格差」が問題となっています。地方では人材が採用しにくいから企業が育たない、有望企業が少ないとさらに多くの人材が都市部に流出するという悪循環が常態化しているようです。地方の企業も成長のために地方ではいないようなキャリアを持った人材を採用したいという希望はありますが、なかなか現実には難しいようです。

特に地方にはあまりないビジネスモデルでの新規事業を考えている場合には、ノウハウを持つ経験者などの人材は東京に集中していることがほとんどです。新卒で採用する場合にはUターン希望者を募るという方法もありますが、経験者やキャリアのある人材の中途採用となると途端に難しくなるのが現状なのです。

加えて地方の企業は東京などの都市圏の企業との給与格差という問題も抱えています、東京で中途採用を行なう場合、給与水準を地方に置いてしまうと東京では魅力のないものとなってしまいます。かといって東京の水準に合わせると、他の社員との給与格差が広がってしまいバランスが取れないということに……

年収水準の違い、さらには文化の違いといった隔たりが、地方企業の人材確保にはついてまわる問題なのです。